スポーツ文化を考える Vol,11
羽崎 貴雄
一般社団法人鬼ごっこ協会 理事
今回はスポーツ振興について書いていきたいと思います。
スポーツ振興と一言に言っても非常に幅広いものです。スポーツを行うことに対しての普及活動もそうですし、スポーツを見ること、スポーツを通じて何かをすること。非常に様々な目的があると思います。
逆に言うとスポーツは非常に様々なことに役に立つことがあると言えます。一般的にスポーツというと、プロスポーツをはじめとするアスリート競技を思い浮かべると思います。確かに、テレビなどで観れるものの多くはアスリート競技だと思います。
しかし、アスリート競技もスポーツの一つであります。あくまでも根底のスポーツ全般と言えるものがあるからこそのアスリート競技が成り立つのだと思います。
しかし、その一番の根底となる子供達のスポーツに対しての活動や認識が現状薄くなってきているのも事実です。外で安全に遊べなくなってきていたり、習い事としてのスポーツの認識、親子や仲間同士でのスポーツの機会の減少など、その要因は様々になってきました。
スポーツ振興の役割の原点はやはり、スポーツの裾野をいかに広げていくかではないかと思います。スポーツは様々なことに役に立つこともありますが、そもそもスポーツに関心や興味がないと成り立つものではないと思います。
スポーツを通じて社会のためになることをしていく。そのためにできること。
このようなスポーツ振興がもっともっと増えてくるといいなと思います。
羽崎 貴雄 / Hazaki Takao
一般社団法人鬼ごっこ協会
専務理事
チーフ・パーティー・エンジョイナー
国際スポーツ鬼ごっこ連盟 理事長
鬼ごっこ総合研究所 副所長/研究部長
1983年京都府生まれ。2006年青山学院大学経済部卒業。俳優、舞台・映画プロデュース活動中の2007年(株)アミカ企画を設立、代表取締役社長に。地域に密着した映画や舞台、イベントプロデュース事業を行う。2010年(一社)鬼ごっこ協会設立、理事に就任、事業統括を担当。2014年国際スポーツ鬼ごっこ連盟設立、理事長に就任。現在スポーツ鬼ごっこの国際化に向けた活動に従事している。
<資格>
保育士