2017.6.2
スポーツ文化を考える Vol,12
羽崎 貴雄
一般社団法人鬼ごっこ協会 理事
今回は部活について書いていこうと思います。
部活動は日本のスポーツにとってなくてはならないものです。日本のスポーツの中心は部活であ るといっても過言ではないと思います。
どの競技団体の大会も多くは部活の大会になっているのではないかと思います。しかし、今、その環境に対して社会的に色々な意見が飛び交い始めたのも事実です。部活においての体罰や、部活動のしすぎによる先生たちの働く環境の過酷さ、スポーツが出来る子 と出来ない子の2極化など、様々な問題も出始めているのも事実です。
今のところ、どう解決していくかの具体的な策は出ていませんが、今後のスポーツを考えた時には解決しなければならない非常に重要な問題であると思います。
部活動の良さもあれば悪いところもあります。誰かにとっていいこともあれば、誰かにとって悪いこともあります。これはどちらが正しいと言いだしたらまとまらない問題でもあり、色々言う人もたくさん出てくるのではないかと思います。
私はスポーツの部活には入ったことがなく、スポーツはクラブで行なっていたので、部活動の体 験はほとんどありません。ただ、一つ言えるのは、色々な選択肢を用意しておくことは大切なのではないかと思います。また、スポーツ間の垣根も緩和していき、様々なスポーツに取り組める環境を全体で作っていくことが大切なのではないかと思います。
2020年にオリンピックがあります。これを契機にスポーツのあり方を真剣に考える機会にしてい くことは大切なのではないかと思います。
羽崎 貴雄 / Hazaki Takao
一般社団法人鬼ごっこ協会
専務理事
チーフ・パーティー・エンジョイナー
国際スポーツ鬼ごっこ連盟 理事長
鬼ごっこ総合研究所 副所長/研究部長
1983年京都府生まれ。2006年青山学院大学経済部卒業。俳優、舞台・映画プロデュース活動中の2007年(株)アミカ企画を設立、代表取締役社長に。地域に密着した映画や舞台、イベントプロデュース事業を行う。2010年(一社)鬼ごっこ協会設立、理事に就任、事業統括を担当。2014年国際スポーツ鬼ごっこ連盟設立、理事長に就任。現在スポーツ鬼ごっこの国際化に向けた活動に従事している。
<資格>
保育士